結婚式招待状 何日前

結婚式の招待状を出しても、締め切りまでに数人程度返事をくれないという人が出てくることは多々あります。しかし、結婚式は料理や座席の関係もあって、期限内に全員の出欠がわからないのは困るでしょう。そこで、出欠の返信を催促しようとしても、相手によっては失礼と思われるかもしれません。ここでは、結婚式の出欠の返事がない場合に催促して問題ないか、催促するならどのようにすべきか解説します。

期限が過ぎているのに出欠の返事がない場合は催促しても平気?

結婚式の座席や料理は過不足なく用意するのが一般的です。全員の出欠を把握することができないと、来るかどうかわからない人のために料理を必要以上に用意しなければいけなかったり、欠席だと思っていたら出席で、当日になって料理や座席が足りないということが起こったりしてしまいます。したがって、期限が過ぎていても結婚式の出欠の返事がない場合は催促して必ず出欠を確認すべきと言えるでしょう。ただ、上司など出欠の返事を催促しにくい人もいます。この場合でも催促しにくくはありますが、催促せずに出欠がわからないまま放置するより、上司など目上の人の座席が無いことの方が失礼なので、必ず確認しましょう。

 

また、招待状の返事の確認のタイミングですが、締め切りの翌日にすぐに出欠の返事の催促をするのはあまりおすすめしません。先の予定がわからないことから、締め切り日ギリギリに返事を出す人もいます。そこで、既に招待状の出欠の返事を送ったのに、返事を催促されると相手もあまり気分が良くないでしょう。はがきは基本的に投函から届くまでに2〜3日かかります。そのため、返事の催促をするのは締め切りの3日後以降に行うのが一般的です。万が一結婚式の打ち合わせスケジュールなどを考えて「この日までに返信が欲しい」と思っているなら、自分で決めた期限の4〜5日前を締め切りにすると締め切り当日に投函されたはがきもほぼ確実に手元に届くので良いでしょう。

催促しても結婚式招待状の返信がない場合

催促をしているのに、出欠の返事がないこともあります。その場合は電話やメール・LINEで出欠するかどうかを確認し、「期限を過ぎても良いので招待状を送り返してほしい」という旨を伝えましょう。ただし、この際に2度目以降の催促だからと言って語気が強くなりすぎないように注意することが大切です。結婚式の準備は忙しく、特に親しい友人だと返事が遅くなることに対してイライラをぶつけてしまう人もいますが、結婚式の準備で友人との仲が悪くなるのは避けたいところです。そのため、招待状の返信が遅れている人に対して催促の連絡をする場合は相手を気遣うことを忘れないようにしましょう。

 

口頭やメール・LINEで出欠の確認を取るという方法ははがきと比べてすぐに連絡が取れるので便利です。しかし、返事が遅れている数人だけ、招待状以外の手段で出欠確認を取るという方法をとってしまうと、出席者の確認を取る際に返信メールを見落としてしまったなどといったミスが発生してしまう可能性があります。折角出席してくれる人に対して席や料理を用意しないというのはとても失礼でしょう。それに、招待状は席次表を準備する際に名前に間違いがないかを確認するのにも役立つので、電話やメールで出欠の確認が取れていたとしてもできる限り招待状は送り返してもらいましょう。

口頭で結婚式招待状を催促する場合

特に目上の人や普段から会うことが多い友人に対して催促をするなら、口頭で招待状の催促をすることが多いです。しかし、相手の気分を害さないように催促するにはどのように伝えれば良いか困る人も少なくありません。中でも特に困る人が多いのが上司に対して催促をする場合です。この場合は相手に急かしている雰囲気を出さないことが重要になります。「忙しいところ、お返事を急がすようで大変恐縮なのですが」など相手を敬う言葉を付けたうえで、結婚式の日付を伝えてその場でスケジュールを確認してもらうなどして出席できるかどうかを確認しましょう。

 

次に、職場の同僚に関しては上司の場合と違って、期限が過ぎているのでできる限り早く返信してほしいという旨を伝えても問題ありません。しかし、人によっては不快な気分になる人もいることから、「プランナーさんに出席人数の確定を急かされている」などと付けたうえで「なるべく早く出欠を知りたい」という旨を伝えると良いでしょう。また、職場で毎日顔を合わせている人なら、余っている招待状を渡し、その場で書いてもらうもしくは次の日に書いて渡してもらうというのも一つの手です。

 

そしてなかなか会えない親戚の人などの場合は電話で招待状の催促をすることとなります。この場合、久々に電話をかけたのにいきなり招待状の催促をするのは失礼なので、「お元気ですか?」など様子をうかがう言葉を入れたうえで出欠の確認をし、招待状を送り返してほしい旨を伝えましょう。

メールやLINEで結婚式招待状を催促する場合

あまり会う機会が無い学生時代の友人などに対してはメールやLINEで結婚式の招待状の催促をすることもあるでしょう。しかし、いきなり招待状の返信を催促するのは失礼です。そのため、「久しぶり!元気?」など相手の様子をうかがう言葉を入れてワンクッション置いてから、「結婚式の招待状を送ったんだけど届いてる?」と確認をしましょう。そして相手が忘れていた場合はメールやLINEでとりあえず出欠の確認を取り、「お手数だけれども招待状を送り返してほしい」と伝えましょう。

 

場合によっては、ただ招待状の返信を忘れているだけでなく、招待状に気づかずに捨ててしまっている、そもそも招待状が届いていないなどといったケースも存在します。この場合は出欠を確認してから再度相手の住所を聞き、自分が招待状を送った住所と照らし合わせて確認し、もう一度招待状を送りましょう。

 

また、基本上司に対しては電話で確認を取った方が失礼がないですが、なかなか連絡がつかないという人もいます。この場合もメールで確認を取ることとなりますが、確認のメールを送る際には「お疲れ様です」など相手をねぎらう言葉を入れたうえで、「式場から催促されている」などといった理由を述べ、招待状の返信を催促しましょう。ちなみに文面で目上の人に催促するにあたっては「返信してください」ではなく、「ご返信お待ちしております」など柔らかい表現を使うのがおすすめです。

結婚式招待状の催促をしても返信がない場合は欠席にしてもいいの?

結婚式の招待状の催促をしているのに一切返信が無いという人もいます。特にメール・LINEでしか連絡が取れない人の場合は催促されていることに気づいていないというケースも多いです。そのため、一切音沙汰がない場合は共通の知人に確認を取ってもらって返信を貰うなどして、出欠を確認するのが良いでしょう。中には知らない間に絶交されていたなどといったケースも存在しますが、この場合はいくら返信を催促しても返事が返ってこない可能性が高いです。したがって、いくら催促しても返信が無いならメールやLINEで「〇月〇日までに回答が無かったら欠席とする」という旨を伝えましょう。

 

それに加え、仕事が忙しいなどといった理由でギリギリまで結婚式に出席できるかどうかわからないという人もいます。そのような人に対しては、最終締め切りを設け、「その日までに返事が無ければ欠席とする」と伝えておくと後になってトラブルになりにくいです。またギリギリまで出席できるかどうかわからない状態だと、出席する予定だったけれども結婚式当日もしくは数日前に急に欠席に変わってしまう可能性も考えられます。そのため、ギリギリまで出席できるかどうかわからない人に対しては、急な欠席を防ぐ目的で結婚式の10日〜2週間前に問題なく参加できるかどうかを確認する連絡を入れると良いでしょう。

結婚式は一生に一度のビッグイベント!お互いが嫌な思いをしないように催促をしよう

結婚式の招待状の返信が遅れるということは多いですが、しつこく催促したり、催促の際にイライラしている素振りを見せたりすると相手に対して嫌な思いをさせてしまう可能性もあります。結婚式は人生のビッグイベントなので、周りの人との関係が悪くなってしまうのは避けたいでしょう。そのため、返信の催促をする際に相手を気遣うことは忘れないようにしましょう。

 

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