結婚式招待状 何日前

結婚式の日取りが決まったら、次に大切なのが招待状の準備です。ゲストへ招待状を送り、結婚式に招待したい旨を伝えなければなりません。では、招待状を送るのにベストなタイミングとはいつなのでしょうか。また、同封するものや封筒への入れ方などは?

 

ここでは招待状発送までのスケジュールと、招待状発送までに必要な準備、マナーを紹介します。

 

招待状の準備をする上でもっとも大切なのが“ゲストファースト”であること。決してゲストに対して失礼にならないよう、喜んでいただけるような気配りを心がけましょう。

 

結婚式の招待状、発送までのスケジュール

 

最初に、結婚式の招待状を発送するまでの、おおまかなスケジュールをおさえておきましょう。

 

5〜6ヶ月前 招待客のリストアップ
4ヶ月前 招待状を手作りするか業者に依頼するかを決定
3ヶ月半前 切手の用意・あて名書き
2〜3ヶ月前 投函
1ヶ月前 出欠の返事を集計

 

招待状を送るのは、結婚式の2〜3ヶ月前が基本です。遅くても2ヶ月前にはポストに投函するようにしましょう。

 

また、海外挙式の場合は、長期間での日程確保や航空券の手配、宿泊先の手配などが必要になります。正式な招待状を送る前にゲストに連絡をして、海外挙式を行う旨、参加が可能かどうかなどを伺うのがマナーです。

 

結婚式招待状の中身とは?

 

招待状を送るまでの大体のスケジュールが分かったところで、次に招待状の中身についても知っておきましょう。

 

結婚式の招待状とは、ゲストを結婚式へ招待するための案内状です。日程や会場までのアクセス方法など式に参加するために必要な情報がまとまっています。同時に、晴れの日を迎えることの喜びや感謝などが記された、気持ちのこもった手紙でもあります。

 

親族や職場の同僚、上司など、身近な方にはすでに口頭で結婚式の案内をしている場合もありますが、改めて招待状を送ることで、ゲストも正式に招待されたことを認識するでしょう。

 

招待状を送る際には、会場地図、返信はがき、料理のアレルギー有無を確認するメッセージなどを同封するのが基本です。

 

結婚式招待状を準備する

 

招待状を送るためには、段階ごとの準備が必要です。ぎりぎりになって慌てないためにも、スケジュールに沿ってきっちりと進めていきましょう。

 

招待客のリストアップ

 

招待状を準備するうえで、最初に決めなければならないのが、だれを招待するかということです。

 

予想以上に時間がかかる場合もあるので、結婚式の6ヶ月前にはリストアップをはじめましょう。

 

会場の収容人数や、開催する場所、新郎側・新婦側のゲスト配分を考慮した上で、まずは必ず呼ぶべき人からリストアップするとよいでしょう。

 

親族や会社、仕事関係の人、恩師などの人数を出し、それから自分が呼びたい人の人数を加えていきます。

 

いざ招待状を送ってみたら、都合が悪く不参加の返事をもらったということもなきにしもあらず。できれば事前に直接または電話、メールなどで、ゲスト側の都合を確認しておくとベターです。

 

同時に、住所が不明確な場合はこのタイミングで確認しておきましょう。

 

招待状を手づくりするか業者に依頼するかを決定

 

次に招待状を手づくりするか業者に依頼するかを決めましょう。

 

手づくりは時間と手間がかかる分、コストを抑えられ、オリジナリティあふれる招待状を作ることができます。業者に依頼すれば、多少コストはかかりますが、時間や手間を削減できるほか、洗練されたデザインに仕上がり、文字校正などを入念に行ってもらえるため、ミスが少なく済むというメリットがあります。

 

業者に依頼する場合は、式場が窓口となって提携業者に発注する方法、ネットなどで業者を見つけて依頼する方法があります。

 

業者と言っても、最近では豊富なデザインサンプルが用意されていることがほとんど。セミオーダータイプの招待状などもあるので、コストやかかる時間を考えて、より自分たちが望む方法を選択しましょう。

 

招待状を発注し、切手を準備する

 

業者に依頼する場合はデザインを決めて発注します。手づくりの場合は、最初から大量印刷せず、まずは一枚印刷してみて間違いやズレがないか確認してからその他を印刷しましょう。

 

同時に、慶事用の切手を準備します。普通の切手とは違い、お祝い事や慶事を伝える切手として松・竹・梅がモチーフになっています。郵便局へ行き「慶事用の切手がほしい」と伝えれば用意してくれます。

 

あて名書きは手書きが理想

 

基本的には毛筆や筆ペンで手書きするのがよいと言われています。ただし、あまり字に自信がない方は無理に手書きする必要はなく、印刷でも構いません。印刷の場合は毛筆書体を選び、なるべく手書きに近い印象に仕上げましょう。

 

自分の字に自信はないけれど、手書きにこだわりたい場合には、宛名書きのプロに依頼するという手もあります。結納品や祝儀袋など結婚準備品を扱う店や結婚式場などで紹介してもらえる場合もあるので、気になる方は利用してみるとよいでしょう。

 

注意事項として、招待状を手渡しする場合には、住所を書かないようにしてください。郵送より手渡しの方がていねいで理想的とされています。住所を書いてしまうと、相手から「本当は郵送するつもりだったのかな」と受け取られるかもしれません。手渡しできるかどうか、この段階ではまだわからないという場合は住所を書かずにおいた方がベターです。

 

注目サイト結婚式招待状宛名書き

 

封筒への入れ方

 

結婚式招待状の封筒への入れ方に、決まったルールはありません。ゲストが見やすい順になっていれば、どんな順番でも大丈夫です。

 

たとえばゲストが読むであろう順番(招待状&メッセージ⇒会場地図⇒返信はがき)で入れる、大きさ順に重ねる(招待状⇒返信はがき⇒会場地図⇒メッセージ)という方法でもよいでしょう。招待状が二つ折りの場合は、ほかのものをすべて招待状で挟んでしまうという方法もあります。

 

どの方法でも間違いではありませんが、もし迷った場合は式場のプランナーさんや、招待状を依頼した業者に聞いてみると安心ですね。

 

結婚式招待状は挙式2ヶ月前までには発送しよう

 

ここまで準備できたらついに招待状の発送です。結婚式の2〜3ヶ月前、遅くても2ヶ月前にはポストに投函しましょう。

 

基本的には大安など日取りのよい日を選んで投函するのがよいとされています。あらかじめカレンダーで確認し、それを見越したスケジュールをたてておくとよいでしょう。また、返信期日は、結婚式の約1ヶ月前の日取りのよい日を設定するのが一般的です。

 

忙しいゲストのためにも、結婚式当日まで2ヶ月を切ったタイミングで投函とならないよう、事前にしっかりとスケジュールをたてて動くことが大切です。

 

上司や大切なゲストにはなるべく手渡しを

 

招待状を郵送することを中心に紹介してきましたが、本来、結婚式の招待状は招待客全員に手渡しするのが理想です。とは言えなかなか難しいですよね。せめて、上司やお世話になった方、大切なゲストには、できる限り招待状を手渡しするようにしましょう。

 

相手への敬意と感謝、結婚式に来ていただきたいという思いを込めて、手渡すことで相手にも誠意が伝わるはずです。ただし、住んでいる場所が遠い場合など例外はあります。その際は招待状を発送する前に必ず電話やメールなどで連絡しておくようにしましょう。

 

まとめ

 

いかがでしたか?結婚式の招待状を送るタイミングは、結婚式の2〜3ヶ月前です。そのためには、招待客のリストアップから発送までのスケジュールをしっかりと立てて、逆算して動くことが大切です。また、大切なゲストには郵送ではなく手渡しの方が理想的。

 

ゲストに気持ちよく結婚式に参加していただくためにも、失礼のないマナーとスケジュールで招待状を送りましょう。

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